新規上場申請のための有価証券報告書
(Ⅰの部)
アセンテック株式会社
目次
頁
表紙
第一部 企業情報 ……… 1
第1 企業の概況 ……… 1
1.主要な経営指標等の推移 ……… 1
2.沿革 ……… 3
3.事業の内容 ……… 4
4.関係会社の状況 ……… 8
5.従業員の状況 ……… 8
第2 事業の状況 ……… 9
1.業績等の概要 ……… 9
2.生産、仕入、受注及び販売の状況 ……… 10
3.対処すべき課題 ……… 11
4.事業等のリスク ……… 12
5.経営上の重要な契約等 ……… 16
6.研究開発活動 ……… 16
7.財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 ……… 17
第3 設備の状況 ……… 19
1.設備投資等の概要 ……… 19
2.主要な設備の状況 ……… 19
3.設備の新設、除却等の計画 ……… 19
第4 提出会社の状況 ……… 20
1.株式等の状況 ……… 20
2.自己株式の取得等の状況 ……… 36
3.配当政策 ……… 36
4.株価の推移 ……… 36
5.役員の状況 ……… 37
6.コーポレート・ガバナンスの状況等 ……… 40
第5 経理の状況 ……… 45
1.財務諸表等 ……… 46
(1)財務諸表 ……… 46
(2)主な資産及び負債の内容 ……… 89
(3)その他 ……… 91
第6 提出会社の株式事務の概要 ……… 112
第7 提出会社の参考情報 ……… 113
1.提出会社の親会社等の情報 ……… 113
2.その他の参考情報 ……… 113
第二部 提出会社の保証会社等の情報 ……… 114
第三部 特別情報 ……… 115
第1 連動子会社の最近の財務諸表 ……… 115
頁
第四部 株式公開情報 ……… 116
第1 特別利害関係者等の株式等の移動状況 ……… 116
第2 第三者割当等の概況 ……… 116
1.第三者割当等による株式等の発行の内容 ……… 116
2.取得者の概況 ……… 118
3.取得者の株式等の移動状況 ……… 118
第3 株主の状況 ……… 119
[監査報告書]
【表紙】
【提出書類】 新規上場申請のための有価証券報告書(Ⅰの部)
【提出先】 株式会社東京証券取引所 代表取締役社長 宮原 幸一郎 殿
【提出日】 平成29年3月21日
【会社名】 アセンテック株式会社
【英訳名】 Ascentech K.K.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 佐藤 直浩
【本店の所在の場所】 東京都豊島区南池袋二丁目35番4号ユニティ池袋ビル
【電話番号】 03-5956-5685
【事務連絡者氏名】 管理本部長 佐藤 正信
【最寄りの連絡場所】 東京都豊島区南池袋二丁目35番4号ユニティ池袋ビル
【電話番号】 03-5956-5685
【事務連絡者氏名】 管理本部長 佐藤 正信
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】 提出会社の状況
回次 第4期 第5期 第6期 第7期 第8期
決算年月 平成24年1月 平成25年1月 平成26年1月 平成27年1月 平成28年1月 売上高 (千円) 2,844,985 3,580,758 2,359,258 2,603,714 2,180,727 経常利益 (千円) 87,818 316,485 34,991 50,689 1,712 当期純利益又は当期純損失
(△)
(千円) 88,723 220,175 16,827 29,208 △2,128 持分法を適用した場合の投資
利益
(千円) - - - - -
資本金 (千円) 50,000 50,000 65,000 65,000 65,000 発行済株式総数 (株) 26,000 26,000 27,000 27,000 27,000 純資産額 (千円) 229,644 450,472 494,300 523,509 527,666 総資産額 (千円) 1,061,628 1,108,617 1,031,767 904,702 814,784 1株当たり純資産額 (円) 8,824.19 17,292.50 18,275.29 387.14 390.22 1株当たり配当額
(円)
1,600 - - - -
(うち1株当たり中間配当 額)
(1,600) (-) (-) (-) (-) 1株当たり当期純利益金額又
は1株当たり当期純損失金額
(△)
(円) 3,412.46 8,468.30 627.01 21.63 △1.57
潜在株式調整後1株当たり当 期純利益金額
(円) - - - - -
自己資本比率 (%) 21.61 40.56 47.82 57.77 64.66 自己資本利益率 (%) 43.10 64.85 3.57 5.75 △0.41
株価収益率 (倍) - - - - -
配当性向 (%) 46.89 - - - -
営業活動によるキャッシュ・ フロー
(千円) - - - △197,863 373,895 投資活動によるキャッシュ・
フロー
(千円) - - - △37,616 27,844 財務活動によるキャッシュ・
フロー
(千円) - - - 2,242 △109,960 現金及び現金同等物の期末残
高
(千円) - - - 105,102 397,118 従業員数
(人)
41 45 49 54 55
(外、平均臨時雇用者数) (-) (-) (-) (-) (-)
(注)1.当社は連結財務諸表を作成しておりませんので、連結会計年度に係る主要な経営指標等の推移については記 載しておりません。
2.売上高には、消費税等は含まれておりません。
3.持分法を適用した場合の投資利益については、当社は関連会社を有していないため記載しておりません。 4.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、第4期、第5期、第6期及び第7期においては、潜
在株式は存在しますが、当社株式は非上場であり、期中平均株価が把握できないため、記載しておりませ ん。また、第8期においては、潜在株式は存在しますが、当社株式は非上場であり、期中平均株価が把握で きないため、また1株当たり当期純損失金額であるため、記載しておりません。
- 1 -
5.株価収益率については、当社株式は非上場であるため、記載しておりません。
6.第7期及び第8期の財務諸表については、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38 年大蔵省令第59号)に基づき作成しており、第4期、第5期及び第6期の財務諸表につきましては、「会社 計算規則」(平成18年法務省令第13号)の規定に基づき算定した各数値を記載しております。
なお、第7期及び第8期の財務諸表については、株式会社東京証券取引所の「有価証券上場規程」第211条 第6項の規定に基づき、新日本有限責任監査法人の監査を受けておりますが、第4期、第5期及び第6期の 財務諸表については、当該監査を受けておりません。
7.第4期、第5期及び第6期についてはキャッシュ・フロー計算書を作成しておりませんので、キャッシュ・ フローに係る各項目については記載しておりません。
8.第5期から第8期は、無配のため、1株当たり配当額及び配当性向の記載はありません。
9.平成28年11月21日開催の取締役会決議により、平成28年12月7日付で普通株式1株につき50株の株式分割を 行っておりますが、第7期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり 当期純利益金額又は1株当たり当期純損失金額を算定しております。
10.当社は、平成28年12月7日付で普通株式1株につき50株の株式分割を行っております。
そこで、東京証券取引所自主規制法人(現 日本取引所自主規制法人)の引受担当者宛通知「『新規上場申 請のための有価証券報告書(Ⅰの部)』の作成上の留意点について」(平成24年8月21日付東証上審第133 号)に基づき、第4期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して算出した場合の1株当たり指標の推移を 参考までに掲げると、以下のとおりとなります。
なお、第4期、第5期及び第6期の数値(1株当たり配当額についてはすべての数値)については、新日本 有限責任監査法人の監査を受けておりません。
第4期 第5期 第6期 第7期 第8期 平成24年1月 平成25年1月 平成26年1月 平成27年1月 平成28年1月 1株当たり純資産額 (円) 176.48 345.85 365.50 387.14 390.22 1株当たり当期純利益金額又
は1株当たり当期純損失金額
(△)
(円) 68.24 169.36 12.54 21.63 △1.57
潜在株式調整後1株当たり当 期純利益金額
(円) - - - - -
1株当たり配当額
(円)
32 - - - -
(うち1株当たり中間配当 額)
(32) (-) (-) (-) (-)
2【沿革】
年月 概要
平成21年2月 株式会社エム・ピー・ホールディングス(現㈱インテア・ホールディングス)の新設分割子会社と して、東京都新宿区に株式会社エム・ピー・テクノロジーズ(資本金5,000万円)を設立
仮想デスクトップソリューションの関連製品・サービスの販売を開始 平成24年3月 秋葉原にVDIイノベーションセンターを設立
平成24年10月 「アセンテック株式会社」に社名変更。本店所在地を現在地(東京都豊島区南池袋)に移転 平成24年10月 日本セーフネット株式会社とPKIベースUSB認証トークン及びワンタイムパスワード等の認証
製品全般に関するリセラー契約を締結 平成25年3月 株式会社ネットワールドと業務提携 平成25年4月 資本金を6,500万円に増資
平成25年9月 Nimble Storage,Inc.と代理店契約を締結
平成26年1月 Atrust Computer Corp.と国内ディストリビュータ契約を締結
平成26年1月 日本マイクロソフト株式会社の提供するクラウド統合ストレージソリューション「StorSimple」の 国内サービス販売開始
平成26年10月 デル株式会社とプレミアパートナー契約を締結
平成27年8月 GMOインターネット株式会社とリセールパートナー契約を締結
平成27年11月 「Resalio(レサリオ)」シリーズのクラウドクライアントデバイスとして、Resalio Lynx 300、 500を発表
平成27年12月 「Resalio」シリーズの仮想デスクトップサービスとして、GMOインターネット株式会社のクラウド 基盤を活用した「Resalio DaaS(レサリオ・ダース)」のサービス提供を開始
平成28年3月 資本金を7,120万円に増資
平成28年10月 独自ソリューションである仮想デスクトップ専用サーバ「リモートPCアレイ」の販売提供を開始
- 3 -
3【事業の内容】
近年、インターネットの普及により、サイバー攻撃等に対するセキュリティ対策が重要になってきていると考えて おります。当社は、情報セキュリティ対策として、セキュリティソリューションのひとつである仮想デスクトップ
(注1)ソリューションを中心に事業を展開しております。
事業を展開するうえで、当社は、海外メーカーと1次代理店契約を締結し、商品の輸入・販売・保守を行っており ます。また、当社は、国内のお客様の要望に応え、当社オリジナル製品・サービスを自社ブランド「Resalio(レサ リオ)」(注2)として開発・販売しております。
また、特に、仮想デスクトップシステムを提供するうえでは、メーカーの技術認定試験に合格した専門のエンジニ アが必要と考えております。当社は、プロフェッショナルサービスとしてメーカーの技術認定試験に合格した専門の エンジニアがコンサルティングから保守・運用までの一貫したサービスを提供する体制を構築しております。
さらに、仮想デスクトップを利用する際、お客様がハードウエア、ソフトウエアを購入することなく、月額で利用 できるクラウド型の当社オリジナルサービスも提供しております。
販売形態としましては、取扱商品、当社開発製品及びプロフェッショナルサービスは、システムインテグレータ
(注3)経由でエンドユーザ企業に提供しております。また、一部のエンドユーザ企業におきましては、エンドユ ーザ企業からの指定により例外的に直接、製・商品及びサービスを提供しております。
当社の事業セグメントは、単一のITインフラ事業であります。ITインフラ事業は、仮想デスクトップビジネス、 仮想インフラ及びストレージ(注4)ビジネス、プロフェッショナルサービスビジネス、クラウドサービスビジネ スの4つの事業領域で構成しております。以下に事業領域ごとの内容を記載します。
① 仮想デスクトップビジネス
当社が提供する仮想デスクトップとは、デスクトップ環境をサーバ側に集約しネットワークを介してデスク トップの画面イメージを配信し、シンクライアント(注5)端末やパソコン、タブレットなどによりユーザが 利用するソリューションです。
端末にデータを保存しないことによりセキュリティ性が向上するほか、システム管理者が集中管理できるこ とにより、運用管理の負担が軽減されるといったメリットがあると考えております。
当社は、仮想デスクトップソフトウエアを提供するシトリックス・システムズ・ジャパン㈱の1次代理店と して、企業における仮想デスクトップの普及に取り組んでおります。
a 仮想デスクトップの概要
下図のとおり、仮想デスクトップの利用により、端末側にデータが保存されないため、端末の紛失 や、盗難が生じた場合にも、データ流出のリスクが低減されると考えております。
(仮想デスクトップの概要)
b シンクライアントの概要
仮想デスクトップの端末としては、一般のWindowsパソコンも利用可能ですが、Windows OSにはウィル スが侵入するリスクが内在すると考えております。当社では、その課題に対応するために、Windows OS、 ハードディスクを搭載せず、ウィルス侵入のリスクをより低減した、シンクライアントを提供しており
② 仮想インフラ及びストレージビジネス
近年、多くの企業には、IT利用の多様化によりITシステムへの高いパフォーマンス要求といった課題が存在す ると考えております。仮想デスクトップシステムを導入する企業も、サーバ側に集約されたストレージを複数の ユーザが共有する仮想インフラにおいて、同様の課題があります。
当社は、このような課題を解決するために、ITインフラによる改善・対応が必要になると考え、主として、フ ラッシュストレージを提供しております。
ストレージソリューションの概要
フラッシュストレージとは半導体メモリーであるフラッシュメモリーを活用したストレージで、従来の磁気ディ スク方式に比べモーター等の部品がないため、一般に高速、低消費電力、高寿命であるとされています。
フラッシュストレージは、高いパフォーマンス要求に対応し、ユーザデータを高速に入出力処理及び保存するこ とできると考えております。
③ プロフェッショナルサービスビジネス
仮想デスクトップを導入する企業においては、システムを構築、利用するうえで、技術支援サービスが必要と 考えております。
当社は、仮想デスクトップの検討段階におけるコンサルティングから構築段階における設計・構築、利用段階 における保守、運用までの一貫した技術支援サービスを、メーカーの技術認定試験に合格した専門のエンジニ アが提供しております。
a コンサルティングサービス
コンサルティングサービスは、仮想デスクトップを導入、検討されているお客様の現状を把握し、要件を 洗い出し、仮想デスクトップに関する要件定義を作成いたします。その後、システムを構成する推奨機器、 ソフトウエア等の情報をまとめます。コンサルティングサービスは、より高品質かつ安定的なシステム構築 へ導く、重要なサービスとなっています。
b 設計・構築サービス
設計・構築サービスは仮想デスクトップ環境を実際に生成するための主要サービスです。要件定義に従っ て、設計から構築そしてサービスの本番開始、ドキュメント作成までを実施いたします。プロジェクトの規 模にもよりますが、通常当社エンジニア3~8名程度のチーム編成を組み3~10ヶ月程度の期間でプロジェ クトを遂行いたします。
c 保守・運用サービス
当社は、お客様へのアフターサポートを最大限ご支援すべく、保守・運用サービス体制強化に力を注いで います。お客様に仮想デスクトップ環境を安定的にご利用いただくうえで、保守・運用サービスは、とても 重要な要素と考えています。
当社では、仮想デスクトップにおいて障害が発生した場合、まず障害の原因がどこにあるのかを究明いた します。原因を特定した後、その原因となる商品を提供しているメーカーに障害報告並びに改善依頼を実 施、早期復旧に向けての活動を行っております。
④ クラウドサービスビジネス
従業員10~50人規模の事業者においては、これまで仮想デスクトップはコスト面や複雑性により、導入が困 難と考えられていました。
当社は、このような課題に対し、自社でITインフラを所有せずに月額で利用可能な仮想デスクトップのクラ ウド型サービスを提供しております。これにより同規模の事業者においても仮想デスクトップの導入がこれま でより容易になると考えております。
当社は、GMOインターネット㈱との協業により、仮想デスクトップのクラウド型サービス「Resalio DaaS
(レサリオダース)」(注6)のほか、ログイン認証を2段階で行うことでセキュリティを強化する日本セー フネット㈱のクラウド認証サービス「Authentication SERVICE(オーセンティケーション サービス)」など も提供し、クラウドサービスの進展に取り組んでいます。
a クラウドサービスの概要
当社は仮想デスクトップに必要な機能及びITインフラをクラウド上に構築し、お客様がインターネ ット経由で、仮想デスクトップとして利用ができるサービス「Resalio DaaS(注6)」を提供してい ます。
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これにより、お客様は、ITインフラを自社保有することなく、仮想デスクトップ環境を月額の利用 料をお支払いただくことで、利用が可能となります。
下図のとおり、お客様のシステム管理者は、利用ユーザの登録や、初期パスワードの設定等を行い ます。お客様の利用ユーザは、既存の端末やシンクライアントにより、クラウド上に生成された各自 のWindowsデスクトップ環境にアクセスし、利用が可能になります。
(Resalio DaaSソリューション概要図)
⑤ 事業系統図
当社の事業系統図は次のとおりであります。
用語解説
注1 仮想デスクトップ
デス クトップ (Windowsユ ーザ環 境)をサ ーバ側 に集約し 、ネット ワークを 介し てデスクトップの画面イメージを配信し、シンクライアント、パソコン、タブレ ッ ト 等 の 端 末 よ り サ ー バ 上 の W i n d o w s ユ ー ザ 環 境 を 利 用 で き る ソ リ ュ ー シ ョ ン で、端末にデータを保存できないことから、端末からの情報漏洩を防止すること が可能となります。
注2 Resalio(レサリオ)
当社オリジナル製品・サービスに適用するブランド名称。
(商標登録:4997726) 注3
シ ス テ ム イ ン テ グ レ ー タ
日本の情報システム産業において、コンサルティングから設計、開発、運用・保 守・管理までを一括請負する企業。
注4 ストレージ
コンピュータにおけるデータを保存する補助記憶装置。媒体としては主に磁気デ ィスクを利用したハードディスクと半導体メモリーを利用したフラッシュストレ ージに分類されます。
注5 シンクライアント
仮想デスクトップ環境での利用に特化した端末。Thin(薄い)Client(クライア ント)の名前の通り、一般に利用されるパソコンと比較して、ハードディスクを 内蔵しないため、セキュリティ性に優れた端末。
注6 DaaS(ダース)
Desktop as a Serviceの略で、仮想デスクトップを利用する際に、ユーザがIT資 産を自社保有せず、クラウド業者が提供する仮想デスクトップを月額で利用する 形態のサービス。
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4【関係会社の状況】 該当事項はありません。
5【従業員の状況】 (1)提出会社の状況
平成29年2月28日現在
従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
60 39.2 5.3 4,740
(注)1.従業員数は就業人員であります。
2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
3.当社の事業は、ITインフラ事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)労働組合の状況
当社の労働組合は、結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。
第2【事業の状況】
1【業績等の概要】 (1)業績
第8期事業年度(自 平成27年2月1日 至 平成28年1月31日)
当事業年度におけるわが国経済は、政府の経済政策及び日本銀行の金融政策により、穏やかに景気回復基調で推 移いたしました。しかしながら、消費税増税に伴う駆け込み需要の反動の長期化や円安に伴う物価上昇懸念などか ら、依然として先行き不透明な状況が続いております。
当社のITインフラ事業における需要は、特にクライアント端末関連でWindows XPのサポート終了のほか、消費税 増税に伴う駆け込み需要などの反動により需要が減退しましたが、これは社会保障/税番号制度(マイナンバー制 度)も始まり、引き続き仮想デスクトップソリューションなどのセキュリティ対策の重要性が高まっているため、 一時的な減退と思われます。なお、ストレージソリューションにおいては、急増するファイルデータ管理課題の解 決策として、入出力処理性能の高いフラッシュストレージの普及が本格化して、需要が伸びております。
このような事業環境のもと、入出力処理性能の高いフラッシュストレージであるハイブリッド型ストレージシス テム「Nimble Storage」の導入事例の発表やセミナーイベントによるプロモーションを実施、仮想デスクトップに 必要なハードウエア、ソフトウエア等のIT資産を所有することなく、月額料金で利用可能となるクラウド型のサー ビス「Resalio DaaS」の提供開始など、新商品サービスによる収益基盤の強化に取り組んでまいりました。
以上の結果、ストレージ関連の売上は伸びたものの、上記のとおりクライアント端末関連で前事業年度の反動に より需要が減退したことで、端末販売が一時的に落ち込み、当事業年度の売上高は2,180,727千円(前年同期比 16.2%減)、営業損失は5,538千円(前年同期は営業利益39,098千円)、経常利益は1,712千円(前年同期比96.6% 減)、当期純損失は2,128千円(前年同期は当期純利益29,208千円)となりました。
なお、当社はITインフラ事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。
第9期第3四半期累計期間(自 平成28年2月1日 至 平成28年10月31日)
当第3四半期累計期間におけるにわが国経済は、雇用や所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調が継続したも のの、円高による輸出産業への影響や国内消費の弱含み等により、企業収益や業況判断に足踏みが見られはじめま した。情報サービス産業につきましても、製造業や金融業を中心とした堅調なIT投資動向に大きな変化はないもの の、中国をはじめとするアジア新興国等の景気下振れによりわが国景気が下押しされるリスクがあるなか、英国の EU離脱問題など、金融資本市場の変動の影響が懸念され、先行きには不透明感が増しております。
このような事業環境のもと、当社は、企業の情報セキュリティ対策、クラウド基盤構築、ストレージの高速化な どのニーズに対応するため、取扱製品を拡充してまいりました。
特に、第8期事業年度に企画し市場に投入しました、仮想デスクトップ専用サーバ「リモートPCアレイ」や急増 するファイルデータ管理課題の解決策としてのストレージ「Nimble Storage」の販売、構築のほか、クラウドスト レージ上でバックアップや障害復旧などを提供する「StorSimple」の構築サービスが、業績に貢献しました。
これらの結果、当第3四半期累計期間の業績は、売上高2,447,530千円、営業利益229,134千円、経常利益 197,204千円、四半期純利益127,636千円となりました。
なお、当社はITインフラ事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。
(2)キャッシュ・フローの状況
第8期事業年度(自 平成27年2月1日 至 平成28年1月31日)
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前事業年度末に比べ、 292,016千円増加し、397,118千円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動により得られた資金は、373,895千円(前事業年度は、197,863千円の支出)となり ました。これは主に、売上債権の減少額257,435千円、たな卸資産の減少額115,967千円があった一方、仕入債務の 減少額42,129千円が生じたことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動により得られた資金は、27,844千円(前事業年度は、37,616千円の支出)となりま した。これは主に、定期預金の払戻による収入50,000千円が生じたことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動により支出した資金は、109,960千円(前事業年度は、2,242千円の収入)となりま した。これは、短期借入金の純減少額70,000千円、長期借入金の返済による支出39,960千円が生じたことによるも のであります。
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2【生産、仕入、受注及び販売の状況】 (1)生産実績
第8期事業年度及び第9期第3四半期累計期間の生産実績を示すと以下のとおりであります。なお、当社はITイ ンフラ事業の単一セグメントであるため、セグメント別の生産実績の記載は省略しております。
セグメントの名称
第8期事業年度
(自 平成27年2月1日 至 平成28年1月31日)
前年同期比(%)
第9期第3四半期累計期間
(自 平成28年2月1日 至 平成28年10月31日) ITインフラ事業 (千円) 156,347 106.8 130,368
(注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 2.金額は製造原価によっております。
(2)仕入実績
第8期事業年度及び第9期第3四半期累計期間の仕入実績を示すと以下のとおりであります。なお、当社はITイ ンフラ事業の単一セグメントであるため、セグメント別の仕入実績の記載は省略しております。
セグメントの名称
第8期事業年度
(自 平成27年2月1日 至 平成28年1月31日)
前年同期比(%)
第9期当第3四半期累計期間
(自 平成28年2月1日 至 平成28年10月31日) ITインフラ事業 (千円) 1,548,907 75.5 1,922,377
(注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 2.金額は仕入価格によっております。
(3)受注状況
第8期事業年度の受注状況を示すと以下のとおりであります。なお、当社はITインフラ事業の単一セグメントで あるため、セグメント別の受注状況の記載は省略しております。
セグメントの名称 受注高(千円) 前年同期比(%) 受注残高(千円) 前年同期比(%) ITインフラ事業 2,358,221 90.2 271,563 178.0
(注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 2.金額は販売価格によっております。
第9期第3四半期累計期間の受注状況を示すと以下のとおりであります。なお、当社はITインフラ事業の単一 セグメントであるため、セグメント別の受注状況の記載は省略しております。
セグメントの名称 受注高(千円) 受注残高(千円) ITインフラ事業 2,626,613 348,124
(注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 2.金額は販売価格によっております。
(4)販売実績
第8期事業年度及び第9期第3四半期累計期間の販売実績を示すと以下のとおりであります。なお、当社はITイ ンフラ事業の単一セグメントであるため、セグメント別の販売実績の記載は省略しております。
セグメントの名称
第8期事業年度
(自 平成27年2月1日 至 平成28年1月31日)
前年同期比(%)
第9期第3四半期累計期間
(自 平成28年2月1日 至 平成28年10月31日) ITインフラ事業 (千円) 2,180,727 83.8 2,447,530
(注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 2.金額は販売価格によっております。
3.最近2事業年度及び第9期第3四半期累計期間の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に 対する割合は次のとおりであります。
相手先
第7期事業年度
(自 平成26年2月1日 至 平成27年1月31日)
第8期事業年度
(自 平成27年2月1日 至 平成28年1月31日)
第9期第3四半期累計期間
(自 平成28年2月1日 至 平成28年10月31日) 金額(千円) 割合(%) 金額(千円) 割合(%) 金額(千円) 割合(%) 日本ビジネスシステムズ㈱ 698,787 26.8 281,279 12.9 76,690 3.1
㈱アイ・ユー・ケイ 12,873 0.5 236,610 10.9 47,381 1.9 日本アイ・ビー・エム㈱ 453,731 17.4 147,900 6.8 289,581 11.8 ダイワボウ情報システム㈱ 290,485 11.2 114,851 5.3 69,007 2.8
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3【対処すべき課題】
当社が対処すべき主要な課題は、以下の項目と認識しております。 (1)優秀な人材の採用と育成について
当社が行う事業は、企業の社内システム全体に関わる広範な知識と経験、技術力を必要としております。そのた め当社では、各分野に秀でた専門的な人材とともに全体をコーディネーションする管理責任者の育成及び採用を積 極的に進めております。
また、国内外の企業との提携等により技術的交流を深め、この分野のスキル維持向上に努める次第であります。
(2)コーポレート・ガバナンス体制及び内部管理体制
当社が継続的な成長を続けるためには、コーポレート・ガバナンスのさらなる強化と内部管理体制の強化が重要 であると認識しております。コーポレート・ガバナンスに関しては、経営の効率性、健全性を確保すべく、監査役 会の設置や内部監査及び内部統制システムの整備によりその強化を図っているところです。
また、内部管理体制については、管理部門の増員を実施しておりますが、適時開示の重要性が高まるなか、適時 開示の専任者の採用を図ることなど、一層の体制強化が必要であると認識しております。
(3)自社開発製品の拡充及び継続収入の売上比率向上
当社がResalioシリーズとして販売している製品については、OSや端末のバージョンアップ、また顧客のシステ ムに対応するために開発力の強化を必要としております。自社開発製品の拡充については、開発の専任者の採用の ほか、顧客ニーズに対応した商品をスピーディーに企画・開発する対応力を高める努力を続けることで、拡充を図 ってまいります。
また、当社は継続収入の売上比率が低いことから、収益基盤を一層強固なものにする必要があると考えておりま す。
継続収入の売上比率向上については取扱商品ごとの技術サポート契約(インシデント対応保守、オンサイト保 守、センドバック保守、マルチベンダー保守など)の拡充やResalioシリーズなどのクラウドサービスの拡販など により、向上を図ってまいります。
- 11 -
4【事業等のリスク】
本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある 事項には、以下のようなものがあります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断し たものであります。
(1)技術革新への対応について
当社は、現状、最先端の技術革新の把握に支障を来したことはありませんが、仮想化ソリューション市場は技術 革新のスピードが速いため、当社が技術革新に対応できない場合には、業界標準に対応できない或いは顧客ニーズ を捉えられないことなどにより、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(2)品質管理について
当社が行っているITインフラ事業について、仮想デスクトップ環境を構築するために用いられるソフトウエア は、顧客の基幹業務システムに組み込まれて用いられております。当社は、システムの構築に当たって、ソフトウ エアを仕入れた段階で当社が独自に定めた品質テストを行うことに加え、客先でのシステム構築作業が完了した時 点においても顧客と合意をした品質テストを行って最終確認を実施することとしており、システムの品質管理には 細心の注意を払っております。
当社は、顧客から案件を受託する際に締結する契約に免責条項を設ける場合もありますが、顧客の基幹業務シス テム等に組み込まれた当社システムが不具合を起こした場合、顧客より損害賠償請求を受けることなどにより、当 社の業績に影響を及ぼす可能性があります。
(3)為替リスクについて
当社は、海外から仕入れるソフトウエア、ハードウエアの代金を米ドル建てで仕入れております。当社の業績 は、為替変動の影響を受ける可能性がありますので、為替変動リスクを回避し、安定的な利益の確保を目的に為替 予約を行うことを基本として対応しております。今後、当社の事業拡大に伴って、外貨建て取引の数量割合が増加 して、適切に為替変動リスクを回避することができない場合には、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可 能性があります。
(4)小規模組織であることについて
当社は平成29年3月21日現在、取締役3名(うち非常勤取締役1名)、監査役3名(うち非常勤監査役2名)、 従業員60名と組織規模が小さく、内部管理体制や業務執行体制も当該組織規模に応じたものとなっております。従 って、当社の役員や従業員が病気や怪我等により業務を遂行する上で支障が生じた場合や転職等により人材が社外 に流出した場合には、当社の業務に支障が生じる可能性があります。
現在、当社は、より組織的な社内管理体制を整備・運用するように努めておりますが、適切かつ充分に組織的な 対応ができるか否かは不確実であり、当社の事業遂行及び拡大に影響を及ぼす可能性があります。また、当社は今 後とも外部からの採用と従業員の人材育成に努め、内部管理体制及び業務執行体制の強化を図る所存であります が、急激な業務拡大が生じた場合、充分な人的・組織的対応が取れない可能性があります。また、今後の人員増加 に伴い、先行して一時的に人件費負担が増加する場合も想定され、そうした場合、当社の財政状態及び経営成績に 影響を及ぼす可能性があります。
(5)代表取締役社長及び取締役副社長への依存について
当社は小規模であることもあって、代表取締役社長である佐藤直浩及び取締役副社長である松浦崇が中心となっ て、経営方針や事業戦略の決定、事業計画の立案と推進を行っており、両氏は、当社が事業を遂行する上で、重要 な役割を果たしております。また、当社の事業運営における両氏の知識や経験、当社の株主や取引先との関係につ いても、両氏に多くを依存している状況となっております。
このため、当社では、両氏への過度な依存を改善すべく、事業体制において全社的な組織の構築や人材の育成に 努めております。今後、これらの諸施策に取り組むことや当社の実績を積み上げることにより、両氏の知識や経験 に過度に依存することなく、円滑に事業を遂行することが可能となると考えております。
ただし、当面の間は、両氏への依存度が高いままの状態で推移すると見込まれます。現時点で両氏が退任する予
に加えて、優秀な人材を確保・育成することは、今後、当社が事業を拡大する上で極めて重要であると認識してお ります。
また、優秀な人材の確保や従業員のインセンティブのために、能力主義やストック・オプションなどを取り入れ た報酬プログラムを実践しております。しかしながら、現在在職している人材が流出するような場合、または当社 の求める人材が充分に確保できなかった場合、今後の事業展開も含めて事業拡大及び将来性に影響を及ぼす可能性 があります。
また、人材の獲得が順調に行なわれた場合でも、人件費、設備コスト等固定費が増加する場合も想定され、その 場合、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(7)新株予約権による希薄化
当社は役員及び従業員に対して、モチベーションの向上を目的としたストック・オプションを付与しておりま す。今後新株予約権の行使が行われた場合、保有株式の株式価値が希薄化する可能性があります。なお、本書提出 日現在における新株予約権による潜在株式数は132,750株であり、発行済株式総数1,399,000株の9.5%に相当しま す。
(8)ベンチャーキャピタル及び投資事業組合の株式保有比率
本書提出日現在、ベンチャーキャピタル及びベンチャーキャピタルが組成した投資事業組合(以下「VC等」とい います。)が所有している株式数は、260,000株存在し、発行済株式総数1,399,000株の18.6%に相当します。一般 的にVC等が未上場株式に投資を行う目的は、上場後に当該株式を売却してキャピタルゲインを得ることにあります ので、VC等は当社の上場後において所有する株式の一部または全部を売却することが想定されます。当該株式売却 により、一時的に需給のバランスの悪化が生じる可能性があり、当社株式の市場価格が低下する可能性がありま す。
(9)法的規制について
当社の事業に関係する法律として、「個人情報の保護に関する法律」「労働者派遣事業の適切な運営の確保及び 派遣労働者の保護等に関する法律(労働者派遣法)」「電器用品安全法」等の関連法令による規制の適用を受けて おります。当社では、これらの関連法令の遵守に努めておりますが、万が一法令違反に該当するような事態が発生 した場合や、当該法令の変更や新たな法令の施行等により事業上の制約を受けるような場合には、当社の財政状態 及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(10)取引依存度の高い相手先について
① 販売先
当社のITインフラ事業では、顧客企業のITインフラの導入時期に応じて、特定の取引先への販売金額への依存 度が高くなることがあります。日本ビジネスシステムズ株式会社及び株式会社アイ・ユー・ケイへの売上金額及 び当該売上金額の総売上金額に対する割合は下表のとおり高い状況となっております。今後は、パートナー数の 拡大により、特定の案件への依存度を低下させていく方針でありますが、受注する案件の規模によっては一時的 に特定の取引先に対する売上高の依存が生じ、当該取引先との取引量の変化が当社の財政状態及び経営成績に影 響を及ぼす可能性があります。
相手先
第7期事業年度
(自 平成26年2月1日 至 平成27年1月31日)
第8期事業年度
(自 平成27年2月1日 至 平成28年1月31日)
第9期第3四半期累計期間
(自 平成28年2月1日 至 平成28年10月31日) 金額(千円) 割合(%) 金額(千円) 割合(%) 金額(千円) 割合(%) 日本ビジネスシステムズ㈱ 698,787 26.8 281,279 12.9 76,690 3.1
㈱アイ・ユー・ケイ 12,873 0.5 236,610 10.9 47,381 1.9 日本アイ・ビー・エム㈱ 453,731 17.4 147,900 6.8 289,581 11.8 ダイワボウ情報システム㈱ 290,485 11.2 114,851 5.3 69,007 2.8
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
- 13 -
② 仕入先
当社は受注する製品によって、特定の取引先への仕入金額への依存度が高くなることがあります。シトリック ス・システムズ・ジャパン株式会社及びエヌアイシー・パートナーズ株式会社への仕入金額及び当該仕入金額の 総仕入金額に対する割合は下表のとおり高い状況にあります。
上記取引先を含む主な仕入取引先とは、良好な関係を構築しておりますが、万一、取引が解消される場合や取 引条件が大幅に変更される場合には、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
相手先
第7期事業年度
(自 平成26年2月1日 至 平成27年1月31日)
第8期事業年度
(自 平成27年2月1日 至 平成28年1月31日)
第9期第3四半期累計期間
(自 平成28年2月1日 至 平成28年10月31日) 金額(千円) 割合(%) 金額(千円) 割合(%) 金額(千円) 割合(%) シトリックス・システムズ・ジ
ャパン㈱
310,354 15.1 377,685 24.4 407,264 21.2 エヌアイシー・パートナーズ㈱ 447,603 21.8 256,489 16.6 311,382 16.2 デル㈱ 22,130 1.1 210,786 13.6 310,507 16.1 Wyse Technology LLC 975,497 47.6 188,324 12.2 102,545 5.3 Nimble Storage,Inc - - 36,666 2.4 388,627 20.2 Atrust Computer Corporation 28,003 1.4 39,220 2.5 262,271 13.6
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(11)仕入先との代理店契約について
当社は、主な仕入先と「代理店契約」を締結しています。これらの契約は、独占・非独占に関わらず、仕入先側 の通告により、契約期間の満了により終了することがあります。仕入先毎に、終了条件の有無、事前通告の要不 要、その期間・手段等に相違があり、当社がその対抗策・代替手段を検討する期間にも相違が出ることが考えられ るため、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。
(12)競合について
当社のITインフラ事業では、事業者間の受注競争が激しい状況にあり、今後も一層の激化が想定されます。当社 においては、ネット広告、セミナー開催、海外ベンダーとの関係強化、業界における導入ノウハウと技術者による パートナー支援、きめ細かな顧客対応等により競争力を維持・向上させていく方針でありますが、競合他社との差 別化が困難となった場合には、受注や採算性の確保が困難となり、当社の事業活動、財政状態及び経営成績に影響 を及ぼす可能性があります。
(13)関連当事者との取引について
当社は、第8期事業年度(自 平成27年2月1日 至 平成28年1月31日)において、当社役員である佐藤直浩 及び当社主要株主(個人)が議決権の過半数を所有している会社等である栄進商事株式会社との間に以下の取引が あります。
当社では、原則的に関連当事者との取引は行わない方針ですが、関連当事者との取引を行う必要が生じた場合に は、その必要性及び取引条件の妥当性等に留意して、取締役会の決議により行うこととしております。
なお、佐藤直浩との取引は、本書提出日現在、解消されております。また、栄進商事株式会社との取引について は、第10期事業年度(自 平成29年2月1日 至 平成30年1月31日)中に本社移転を予定しているため、解消す る予定であります。
役員及び個人主要株主等
種類
会社等の名 称又は氏名
所在地
資本金又は 出資金
(千円)
事業の内容 又は職業
議決権等の 所有(被所 有)割合
(%)
関連当事者 との関係
取引の内容
取引金額
(千円) 科目
期末残高
(千円)
役員 佐藤直浩 - -
当社代表取 締役社長
(被所有) 直接 14.4
債務被保証
当社銀行借 入に対する 債務被保証
(注)2、
(1)
6,860 - -
主要株主
(個人)及 びその近親 者が議決権 の過半数を 所有してい る会社等
栄進商事株 式会社
東京都豊島 区
10,000 不動産 -
不動産賃貸 借契約
敷金の差入 - 敷金 3,554
賃貸借契約 に伴う家賃
(注)2、
(2)
18,571 前払費用 1,671
更新料の支 払
(注)2、
(2)
1,184 地代家賃 -
(注)1.取引金額に消費税等は含まれておりません。 2.取引条件及び取引条件の決定方針等
(1)当社銀行借入に対する被債務保証の取引金額につきましては、期末被保証残高を記載しております。な お、保証料等の支払は行っておりません。
(2)不動産賃貸借契約に伴う家賃の取引金額については、近隣の相場を勘案して決定した年間の賃借料及び 敷金を記載しております。
(14)大株主との関係について
本書提出日現在、当社の筆頭株主である永森信一氏は、発行済株式の54.8%を保有しており、支配株主であ りますが、当社上場に際しての当社普通株式の募集及び引受人の買取引受による売出し後、支配株主ではなく なる見込みです。また、永森信一氏が発行済株式の100%を所有する㈱システム・ビットの代表取締役社長であ る萬歳浩一郎は、当社の取締役を兼任しており、同社の総務経理部長である大嶺議正は、当社の監査役を兼任 しております。なお、当社の取締役である萬歳浩一郎は、永森信一氏の二親等内の親族であります。
永森信一氏は現時点においては、当社株式を中長期的に保有する方針ですが、今後の株価の推移等によって は比較的短期に売却する可能性もあり、当該株式の売却が市場で行われた場合や株式市場での売却の可能性が 生じた場合には、当社株式の市場価格に影響を及ぼす可能性があります。さらに、市場での売却ではなく特定 の相手先への譲渡を行った場合には、当該譲渡先の保有株数や当社に対する方針によっては、当社グループの 事業戦略等に影響を与える可能性があります。
また、当社監査役と㈱システム・ビットの総務経理部長を兼任している大嶺議正は、辞任する意向であり、 平成29年4月28日開催予定の当社定時株主総会の終結の時をもって、当社監査役を辞任する予定であります。
そのため、新しく経営に知見を持たれている社外監査役を選任する予定であります。
なお、当社は現在、社外取締役を選任しておりませんが、今後においては、さらなるコーポレート・ガバナン ス体制の整備・強化のため、平成29年4月開催予定の定時株主総会において経営に知見を持たれている社外取 締役を選任する予定であります。
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5【経営上の重要な契約等】 該当事項はありません。
6【研究開発活動】
第8期事業年度(自 平成27年2月1日 至 平成28年1月31日)
当事業年度の研究開発活動は、従来どおり、「簡単、迅速、安全に!お客様のビジネスワークスタイル変革に貢 献する。」をミッションとして、より高いセキュリティと効率性の高いIT環境を提供できる製品を開発すべく、研 究を日々積み重ねております。
ITインフラ事業において、既存のPCにUSBを差し込むことにより、PCをシンクライアント端末として仮想環境へ 接続することが可能となるUSBシンクライアント「Resalio Lynx」に加え、仮想デスクトップにおいて、課題と考 えられているコストの削減のために、PC20台分を搭載したものと同じ機能をもつ仮想デスクトップ専用サーバーリ モートPCアレイ(RPA)の開発などを行いました。当事業年度における当社が支出した研究開発費の総額は12,116 千円であります。
なお、当社はITインフラ事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。
第9期第3四半期累計期間(自 平成28年2月1日 至 平成28年10月31日)
当第3四半期累計期間の研究開発活動は、従来どおり、「簡単、迅速、安全に!お客様のビジネスワークスタイ ル変革に貢献する。」をミッションとして、高いセキュリティと効率性の高いIT環境を提供できる製品を開発すべ く、研究を日々積み重ねております。
ITインフラ事業において、自社開発独自製品である既存のPCにUSBを差し込むことにより、PCをシンクライアン ト端末として仮想環境へ接続することが可能となるUSBシンクライアント「Resalio Lynx」のバージョンアップに よる機能改善などを行いました。当第3四半期累計期間における当社が支出した研究開発費の総額は5,748千円で あります。
なお、当社はITインフラ事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。
7【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。 (1)重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。こ の財務諸表の作成にあたっては、当事業年度末における財政状態、事業年度における経営成績及びキャッシュ・フ ローの状況に影響を与えるような見積り、予測を必要としております。当社は、過去の実績値や状況を踏まえ合理 的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。そのため実際の結果は、見積り特有の不 確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社の財務諸表の作成に当たって採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載しております。
(2)財政状態の分析
第8期事業年度(自 平成27年2月1日 至 平成28年1月31日)
(資産)
当事業年度末における資産の額は、前事業年度末より、89,918千円減少し、814,784千円となりました。 これは主に、売掛金が257,435千円、商品が112,244千円減少したものの、現金及び預金が242,016千円増加し たことによるものであります。
(負債)
当事業年度末における負債の額は、前事業年度末より、94,076千円減少し、287,117千円となりました。 これは主に、前受金が38,579千円増加したものの、短期借入金が70,000千円、買掛金が42,129千円及び1年内 返済予定の長期借入金が33,100千円減少したことによるものであります。
(純資産)
当事業年度末における純資産の額は、前事業年度末より、4,157千円増加し、527,666千円となりました。 これは主に、繰延ヘッジ損益が6,285千円増加したことによるものであります。
第9期第3四半期累計期間(自 平成28年2月1日 至 平成28年10月31日)
(資産)
当第3四半期会計期間末の資産合計は、1,288,437千円と前事業年度末に比べて473,653千円の増加となりまし た。これは主に、売掛金が337,771千円及び商品が79,407千円増加したためであります。
(負債)
当第3四半期会計期間末の負債合計は、639,099千円と前事業年度末に比べて351,982千円の増加となりまし た。これは主に、買掛金が227,400千円及び未払法人税等が82,409千円増加したためであります。
(純資産)
当第3四半期会計期間末の純資産合計は、649,338千円と前事業年度末に比べて121,671千円の増加となりまし た。これは主に、繰延ヘッジ損益により17,724千円減少したものの、四半期純利益の計上により127,636千円増 加したためであります。
(3)経営成績の分析
第8期事業年度(自 平成27年2月1日 至 平成28年1月31日)
(売上高)
当事業年度の売上高は2,180,727千円となり、前事業年度より、422,987千円の減少となりました。主な要因 は、前事業年度のWindows XPのサポート終了のほか、消費税増税に伴う駆け込み需要などの反動から、仮想化専 用端末などの需要が落ち込んだことによるものであります。
(売上原価、売上総利益)
当事業年度の売上原価は売上高の減少により1,834,443千円となり、前事業年度より、366,807千円の減少とな りました。
以上の結果、当事業年度の売上総利益は346,284千円(前年同期比56,179千円減)となりました。
- 17 -
(販売費及び一般管理費、営業利益)
当事業年度の販売費及び一般管理費は351,823千円となり、前事業年度より、11,542千円の減少となりまし た。主な要因は、給料及び手当21,414千円増加したものの、支払手数料7,433千円減少したことによるものであ ります。以上の結果、当事業年度の営業損失は5,538千円(前年同期は39,098千円の営業利益)となりました。
(営業外損益、経常利益)
当事業年度の営業外損益は7,251千円となり、前事業年度より、4,339千円の減少となりました。主な要因は、 助成金収入5,000千円増加したものの、為替差益8,564千円減少したことによるものであります。以上の結果、当 事業年度の経常利益は1,712千円(前年同期比48,976千円減)となりました。
(特別損失、当期純損失)
当事業年度の特別損失は1,050千円となり、前事業年度より、1,050千円の増加となりました。これは、投資有 価証券売却損1,050千円が発生したことによるものであります。また、法人税等合計は、税引前当期純利益の減 少に伴う課税所得の減少を主な要因として2,790千円と前事業年度より、18,689千円の減少となりました。以上 の結果、当事業年度の当期純損失は2,128千円(前年同期は29,208千円の当期純利益)となりました。
第9期第3四半期累計期間(自 平成28年2月1日 至 平成28年10月31日)
(売上高)
新製品の発表並びにパートナー企業との連携強化策を推進したことにより、受注が堅調に推移しました。 これらの結果、当第3四半期累計期間の売上高2,447,530千円となりました。
(売上原価、売上総利益)
当第3四半期累計期間の売上原価は1,946,990千円となりました。以上の結果、当第3四半期累計期間の売上 総利益は500,539千円となりました。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
当第3四半期累計期間の販売費及び一般管理費は271,405千円となりました。業容拡大に伴い、人件費をはじ めとする各項目において増加しております。以上の結果、当第3四半期累計期間の営業利益は229,134千円とな りました。
(営業外損益、経常利益)
当第3四半期累計期間の営業外損益は△31,929千円となりました。主な要因は、助成金収入2,500千円や保険 解約返戻金6,808千円が発生したものの、為替差損41,348千円発生したことによるものであります。以上の結 果、当第3四半期累計期間の経常利益は197,204千円となりました。
(特別損益、四半期純利益)
当第3四半期累計期間の特別損益はありませんでした。以上の結果、当第3四半期累計期間の四半期純利益は 127,636千円となりました。
(4)キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの分析については、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状 況」に記載のとおりであります。
(5)経営戦略の現状と見通し
当社の属するIT業界は、企業におけるIT利用の利便性向上とセキュリティ強化をキーワードに、市場が拡大して おります。そのような環境のもと、当社は海外ベンダーの製品のうち、仮想デスクトップ及びそれらを実現する仮 想インフラに関連した製品に特化して取り扱い、仮想デスクトップ専業の特定のベンダーの製品だけでなく、複数 のベンダーの製品を取り扱うトータルソリューションベンダーとして、会社の基盤を固め成長してまいりました。 今後は自社セキュリティブランドであるResalioシリーズや仮想デスクトップにおいて、課題と考えられている
第3【設備の状況】
1【設備投資等の概要】
第8期事業年度(自 平成27年2月1日 至 平成28年1月31日)
当事業年度に実施した設備投資の額は、6,099千円であり、主なものは、当社取扱製品のデモや、検証をするた めのサーバやストレージの取得及び新製品販売のための貸出機の取得6,099千円によるものであります。
なお、当事業年度において重要な設備の除却、売却等はありません。
また、当社はITインフラ事業の単一セグメントであるため、セグメント別の設備投資等の記載は省略しておりま す。
第9期第3四半期累計期間(自 平成28年2月1日 至 平成28年10月31日)
当第3四半期累計期間に実施した設備投資の額は、18,364千円であり、主なものは、当社取扱製品のデモや、検 証をするためのサーバやストレージの取得及び新製品販売のための貸出機の取得18,364千円によるものでありま す。
なお、当第3四半期累計期間において重要な設備の除却、売却等はありません。
また、当社はITインフラ事業の単一セグメントであるため、セグメント別の設備投資等の記載は省略しておりま す。
2【主要な設備の状況】
当社における主要な設備は、次のとおりであります。 平成28年1月31日現在
事業所名
(所在地)
設備の内容
帳簿価額
従業員数
(人) 建物
(千円)
工具、器具及 び備品
(千円)
ソフトウエア
(千円)
合計
(千円)
本社
(東京都豊島区)
社内システム 検証用・デモ用資材 保守用部材
2,155 14,506 2,490 19,153 55
(注)1.金額に消費税等は含まれておりません。 2.現在、休止中の主要な設備はありません。
3.本社建物を賃借しており、年間賃借料は18,571千円であります。
4.当社はITインフラ事業の単一セグメントであるため、セグメント別の設備投資等の記載は省略しておりま す。
3【設備の新設、除却等の計画】
(1)重要な設備の新設 (平成29年2月28日現在)
事業所名
(所在地)
設備の内容 投資予定額 資金調達方 法
着手年月 完了予定年月 完成後の増加 能力 総額
(千円)
既支払額
(千円) 本社
(東京都豊島 区)
新製品立ち上げ・デモ/検 証機(ストレージなどのデ
モ/検証機の購入)
30,000 -
増資資金 平成30年1 月期
(注3)
平成30年1月 期
(注3)
(注4)
本社
(東京都豊島 区)
インフラソリューションラ ボ(研究、検証するための サーバ、電源設備、空調設 備)
10,000 -
増資資金 平成30年1 月期
(注3)
平成30年1月 期
(注3)
(注4)
(注)1.上記の金額には消費税等は含まれておりません。
2.当社、ITインフラ事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
3.着手予定年月、完成予定年月につきましては、平成30年1月期中の着手及び完成を予定しており、月は未 定であります。
4.完成後の増加能力につきましては、合理的な算出が困難なため、記載しておりません。 (2)重要な改修
該当事項はありません。
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第4【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 5,596,000
計 5,596,000
(注) 平成28年11月21日開催の取締役会決議に基づき、平成28年12月7日付で普通株式1株を50株とする株式分割を 行っております。これにより発行可能株式総数は5,336,000株増加し、5,596,000株となっております。
②【発行済株式】
種類 発行数(株)
上場金融商品取引所名又は登録 認可金融商品取引業協会名
内容
普通株式 1,399,000 非上場
単元株式数は100株で あります。
計 1,399,000 - -
(注)1.平成28年11月21日開催の取締役会決議により、平成28年12月7日付で普通株式1株を50株とする株式分割を 行っております。これにより発行済株式総数は1,371,020株増加し、1,399,000株となっております。 2.平成28年12月15日開催の臨時株主総会決議により、平成28年12月15日付で1単元を100株とする単元株制度
を採用しております。